ピクチャーレールの使い方

ピクチャーレールの使い方は?

ピクチャーレールは壁の最上部にレールを設置し、そこからフックのついたワイヤー(ワイヤーフック)を吊るして絵を掛ける方法です。

レールとワイヤーとフック一式揃える必要がありますが、一度取り付けてしまえば簡単に絵画を飾れるため重宝しています。

ピクチャーレール

壁の最上部にビスを打ってレールを固定します。

レールにフックを付け足すことでワイヤーの本数を増やすことが出来ます。

↑取り付けタイプ(ワイヤーを吊るしたい場所に取り付けるタイプで、取り外しが可能です)

↑ローラータイプ(ローラーが付いていてレールの間を左右にスライドさせるタイプです。取り外しは出来ません)

フックはメーカーによって仕様が異なるため、互換性がない場合が多く注意が必要です。

ワイヤー

ワイヤーは非常に頑丈なため、ある程度のサイズでも一本のワイヤーで吊ることができます。

額の重さにもよりますが、弊社では8~10号までは1本で吊ることが多いです。

作品:野地美樹子「桜桃」P6号

ワイヤー1本で吊るす場合は、必ずワイヤーが額の真ん中にくるように取り付けてください。

ワイヤーが中心からズレると落下する可能性があります。

作品:金丸悠児「ヒル」F10号

大きい作品や額が重たい場合は、ヒートン(額裏のひもを通す金具)にフックを掛け2本で吊るします。また作品の大小に関わらず、ワイヤーを2本使うことでより安全に設置できます。

※この方法は必ず2人以上で行ってください。

フック

ワイヤーに取り付けるフックです。上下にスライドが可能なので、任意の高さに変えることができます。

ワイヤーの先端から差し込むことでフックの数を増やすこともできます。

↓1本のワイヤーに2つのフックを付けて作品を2点飾ることが出来ます。

左上作品:須藤和之「穂の風」F0号

左下作品:オーガフミヒロ「いやしのいえ」S0号

ピクチャーレールの利点

取り付けてさえしまえば、少ない労力で自由に上下左右に飾りかえることが出来るのが最大の利点です。また壁に穴を空ける必要もないため、壁にキズを付けたくない方にもお勧めです。

いつき美術スタッフ 齋藤英哉

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