武藤雅子テンペラ画展
展覧会名
武藤雅子テンペラ画展
期間
2012年09月06日~2012年09月15日
会場・開催地
いつき美術画廊
内容
画家としてのスタートは遅いほうだが、彼女はそのぶん長く深く描くことと生きることとを見つめてきたのだ。黙々と続けてきた古典技法の試行錯誤が、個展として結実した。 武藤雅子の世界が広がる。
2012年 画家・福岡通男
このたび、武藤雅子初個展、「武藤雅子テンペラ画展」を開催いたします。主に女性をモチーフにした15号から0号までの、新作約10点を展示いたします。
テンペラ画は、顔料とその定着剤として「生卵の中身」を使用する古典技法です。武藤雅子は卵黄のみを使用する「卵黄テンペラ」を使い、制作を続けてきました。
テンペラ画という古典技法。そこから生まれるやわらかい発色・描線、彫金を施した金色の背景。現代人の多様な感情を表す女性たち。神々しさと親近感という、一見矛盾した2つの意味を、鑑賞者に与えてくるように思えます。 是非ご高覧下さい。
1967 東京生まれ
1988 文化女子短期大学卒業(現・文化学園大学)
福岡通男に師事
※9日(日)は休廊
※作家在廊予定日9/6~9/8、9/13~9/15 13:00~17:00