絵画用フックの使い方
- 2016年04月12日
- 絵画の飾り方
絵画用フックの使い方は?
真鍮の絵画用フックは、丈夫で取り付けが簡単なので重宝しています。
ピンを壁に打ち込むもので石膏ボードやベニヤの壁に使用できますがコンクリート等には使えませんので、ご注意ください。
弊社では、2本ピンタイプと3本ピンタイプを作品のサイズや重さに合わせて使っています。
2本ピンタイプ
4号までの小品であれば、2本ピンでしっかりと飾れると思います。
3本ピンタイプ
4号以上または小品でも額が特別重い場合は、3本ピンを使うとベターです。
大作に使用する場合は?
20号以上など大作の場合は、同じ高さにピッタリと繋げて打ち込むとでより強固になります。
絵画用フックは、ピンが斜めから壁に入り込むため、抜け落ちる心配がありません。
絵画用フックを付けるポイント
フックを取り付ける際は、額裏に付いているひもの緩みを予め計算することが大事です。
額のひもは少し緩めに張られているため、緩みを計算しないとイメージした高さに飾ることができないからです。
今回は目印シールを使って、ひもの緩みを計算していきます。
※この方法は必ず2人以上で行ってください。1人が作品を壁に抑えて、もう1人が目印を付けます。
注意点
繰り返しになりますが、この方法は作品を持つ人と目印を付ける人の2人以上が必要です。
無理をせずに安全を確保して、お取付ください。
いつき美術スタッフ 齋藤英哉
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2016年04月12日