アートフェアとは?
- 2015年10月31日
- 絵画の選び方

アートフェアとは?
アートフェアは文字通りアートのお祭りです。国内外からギャラリーが集い、各ギャラリーの 推している作家・作品を紹介する「アートの見本市」となります。
会場では売買が盛んに行われ、コレクターとギャラリスト、その他美術関係者の交流の場であると同時に、アート市場の動向を計る最前線としても機能しています。
現在はバーゼル・マイアミ・香港・ニューヨーク・ロンドン・パリ・シンガポールなど、 世界各国の都市で大規模なアートフェアが開催されています。
また大規模なアートフェアの周辺では、ホテルや倉庫を会場にした小規模なアートフェア「サテライトフェア」が開催されており、一口にアートフェアと言っても巨大な会場を使うものからホテルのワンフロアを使うものまで様々です。
国内のアートフェアは?
国内では、2005年より開催され、現在は東京・有楽町で行われている「アートフェア東京」が最大のものになります。
毎年100を超えるギャラリーが国内外から集まり、各画廊の作家・作品をアピールします。
アートフェアのメリットは?
アートフェアのメリットは何千という作品を一度に見れること、各ギャラリーの特徴を1つの会場で確認できることに尽きます。
街中に点在しているギャラリーを一つずつ見ることは時間もかかりますし、行った先で目当ての作品や、そのギャラリーの推す作品が確実に見れないこともあります。
しかし、アートフェアは、ほぼ確実に各ギャラリーの一押し作家・作品を一度に見ることが出来ます。
作品も若手作家から物故巨匠まで、価格も数万円から億が付く作品まで実に多様で、それらが一堂に介するアートフェアはまさにアートの祭典です。
弊社もアートフェアに参加し、その時に見学しますが、じっくり見ていると到底1日では回りきれないほどのボリュームだと毎年実感します。
アートフェアは、自分のお気に入り作品を探すことが出来る絶好の場所であり、非常に刺激的なイベントです。少しでも興味のある方は、是非とも足を運んでみてください。

画像は2015年アートフェア東京いつき美術画廊ブースの様子です。
名古屋剛志展-CROSS DESIGN-
いつき美術スタッフ 齋藤英哉